患者さんが死に掛かってびびる。
今日、患者さんが死に掛かった。
マジでびびった。
う~ん、エキサイティング・・・・・・。
80過ぎのおじいさんがマッサージマシンの順番待ちにうつらうつらしながら口元からヨダレをダラダラこぼしていた。
ここまでは「あ~、お年寄りはたまにやるよなぁ」程度にしか思っていなかったのだが、順番が来て呼びかけてもまったく反応がない。
挙句、口から泡を吹き出し始め、意識を失ったまま口元から吐しゃ物が。。。
80過ぎのおじいさんがマッサージマシンの順番待ちにうつらうつらしながら口元からヨダレをダラダラこぼしていた。
ここまでは「あ~、お年寄りはたまにやるよなぁ」程度にしか思っていなかったのだが、順番が来て呼びかけてもまったく反応がない。
挙句、口から泡を吹き出し始め、意識を失ったまま口元から吐しゃ物が。。。
お~い!!
ヤバイと思い他の先生方に目配せすると、その様子を見て院内は騒然。
気道を確保しつつ、移動させないまま楽な姿勢をと、椅子から降ろさないまま自分が支えとなって少し身体を後ろに預けさせる。
先生はすぐに救急車を要請。
気道を確保しつつ、移動させないまま楽な姿勢をと、椅子から降ろさないまま自分が支えとなって少し身体を後ろに預けさせる。
先生はすぐに救急車を要請。
オレはおじいさんの支えになりながら声をかける。
・・・・・・あ、失禁してる。。。
・・・・・・あ、失禁してる。。。
オイオイオイオイ!!
マジでヤバイだろ、コレは!
先生がカルテを確認するに心臓に持病を持っているとのことだったが心臓の異常ではなさそう。
数分間意識不明の状態が続く。
先生がカルテを確認するに心臓に持病を持っているとのことだったが心臓の異常ではなさそう。
数分間意識不明の状態が続く。
その間、おじいさんを支え続けるオレ。
どうすりゃええんだよ、などと思いつつ声をかけ続ける。
遠くから救急車の音が聞こえてきた頃、おじいさん帰還。
どうすりゃええんだよ、などと思いつつ声をかけ続ける。
遠くから救急車の音が聞こえてきた頃、おじいさん帰還。
少しずつこっちの声に反応するようになる。
で、救急隊員がやってきた頃には普通の会話が出来るまで回復していた。
その頃にはすでに床に敷いたマットに横になっているおじいさん。
救急隊員の呼びかけにも、正常に答える。
「はい、両手を上に挙げてくださーい」
両手が上に上がる。
「はい、じゃあ両足を上に上げてくださーい」
今までに見たことのないようなスピードでピンと両足が上に上がる。つーか、あなたいつもヨロヨロと歩いてたじゃない、どこにそんな腹筋を隠し持っていたんだ・・・・・・。
で、救急隊員がやってきた頃には普通の会話が出来るまで回復していた。
その頃にはすでに床に敷いたマットに横になっているおじいさん。
救急隊員の呼びかけにも、正常に答える。
「はい、両手を上に挙げてくださーい」
両手が上に上がる。
「はい、じゃあ両足を上に上げてくださーい」
今までに見たことのないようなスピードでピンと両足が上に上がる。つーか、あなたいつもヨロヨロと歩いてたじゃない、どこにそんな腹筋を隠し持っていたんだ・・・・・・。
などと思っているうちに彼は担架で運ばれていったのだった。
やれやれである。
後々、家族の方からの連絡を聞くに、何度か同じように意識を失うことがあったそうである。
どうやら脳溢血っぽいとのお話。
どうやら脳溢血っぽいとのお話。
まぁ、何はともあれ目の前で死なれなくて良かった。。。
というのが正直な感想だ。
う~ん、あのおじいさん、普通に自分で車運転して来院してたんだけどなぁ。
とにかく運転中にそうならなかったのが幸いだ。
とにかく運転中にそうならなかったのが幸いだ。