世界のカネコ。

晴れ。朝寒い、めっちゃ寒い。布団から頭を出しているだけで寒い。

昼間は若干暖かくなったようだ、しかし治療院は閑古鳥だった。
で、例の如く終業間際になってやたらと患者さんが押し寄せる。
たまりにたまって、待合室があふれそうになったところで後ろ髪引かれながら学校へ行く。

どういうわけか今日は一睡もしなかった。

解剖学は集中して聞いているととりあえず理解できるかなり寸止めの科目だということを今日理解した。
それもあの教師のせいだ。世界のカネコ。