エナジーなセイバー。

晴れ。正午起床。

新しいホイールのセンターキャップを加工しようとカインズホームへ材料の買出しに出かける。
で、色々買って来て作ったのだが、うまく行かなかったのみならず、装着に手間取り傷をつけてしまった。
なんだかぐちゃっとしたセンターキャップがホイールのど真ん中に鎮座して召しますのだった。
う~ん微妙。

で、新タイヤの走行距離が300キロを超えたのでそろそろ空気圧を適正値に戻す。つーか慣らしって300キロ程度でいいんだっけ? 500キロ位じゃなかったっけ? まあどちらにせよ待ちきれないので今日戻す。
そしたら、

驚くほど乗り心地が良かった。

侮るべからずミシュラン・EnergySaver。
『セイバー』だなんて昔の戦闘機っぽい名前なんてしちゃって勇ましいネーミングだが実はエントリータイヤだったりする。某ゲームでも『セイバー』なんて名前のキャラいたな。

で、いざ乗ってみると、
最初はガーッとひどいロードノイズで「キツイなぁ」などと思っていたが走りこんでみると色々と素晴らしい見事な『ツンデレ』ぶり。タイヤにもあるんだなツンデレタイヤ

エントリータイヤのクセして走りはやたらしっかりしている。カーブのグリップも自然な感じだし、何より荒れた路面でも乗り心地が破綻しないのが凄い。コレはかなり感動。

すいません。ミシュランを舐めてました。

静粛性ははっきり言って望めないが、なんというかミシュランのドライビングに対するコンセプトが良く現れているんではなかろうか。

え? うるさい? あんたクルマん中で何するつもりだい? 安全が一番だろう? それでもってドライブが楽しければ尚サイコーじゃない? 

といった按配か。

まぁ、うるさいとは言ってもコレは人それぞれ。直前まで履いていたスタッドレスが比較的静かだったのでその落差にそう感じたのだが、乗り続けていると「まぁ、これはこれでこんなもんか」といったレベルのように思う。おそらく、日本のメーカーのエントリータイヤと同じか少し及ばない程度か。

やはりこれは余り日本のユーザーには受け入れられないコンセプトかもしれない。
何しろ日本で一番要求されるのは、ボケ~っとして時間が過ぎ行く、居間のソファーのような快適性なのだから。
ドライブは二の次。
もしくは全く正反対な、目を吊り上げてドキャキャと峠やらサーキットを攻めるかの二択。
結局トヨタやらニッサンやらがそういうクルマ作りをしているのだから仕方ないといえば仕方ないのだが。

運転すること自体がそもそも楽しい事なんだがなぁ。。。