出頭する。

晴れ。水曜は半日の日。

仕事のほうは暇だった。まぁ、そういう日もある。

で、午後から呼び出しのはがきが来たオービスの件で後楽園の近くにある警視庁のよくわからん建物に出頭する。
で、4月に新富町オービスに引っかかった写真を見せられたりする。
くっきり写っているともっぱらの評判だったが結構ぼやけていた。
だだをこねても仕方ないので素直に認めて平謝り。

95キロで引っかかったので45キロオーバーとのこと。過去一年間違反歴がないので6点減点、罰金10万、免停30日。一通り調書とって40分ちょっとで終了。

担当の警官は高圧的なわけでもなく、かといって事務的な感じでもない温和な対応だった。

んで、調書を取りながら色々話をするのだが、こういうのでやってくるのはヤクザみたいな人間ばっかりで俺みたいな人間は殆ど来ないらしい。「あなたみたいな人に来てもらうと困る」などといわれてしまった。呼び出しといてそりゃないでしょ。知らん振りしてシカト決め込んでりゃ良かったのか。。。

などと、そんなこと言いながらもしっかり赤切符を切られてしまったのだった。


で、途中職業を聞かれたのだが今の身分を示すような適当な言葉が見つからず少し困る。
接骨院で働いているが、アルバイトでもないし、単なる学生でもないし。。。
などと話していたら調書の職業欄に『医学生』と書かれてしまった。

うわ! ブラックバードじゃん。俺って島達也? ヤベー! カッコイイー!

などと想像してニヤニヤを必死に押し殺す。

よし、今日から俺のデミオはポルシェターボだということにしよう。。。

というわけで医者でもなければ湾岸最速ランナーでもないところの島達也は帰り道、池袋のヤマダ電機でウンコをしたり、本屋で立ち読みしたりして、夜の学校をぶっちぎったのだった。


んで、罪滅ぼしに帰りの電車では生理学を勉強する。が、やはり内容は良く分からなかった。

う~ん、がんばれ、島達也。