タワーバー取り付け。

色々あって仕事が終わったのは4時過ぎだった。

それから当初目論んでいた通り、以前の車から引っぺがしてきたタワーバーの移植にかかる。
もう一年以上ほったらかしにしてあったのでそろそろ潮時だろう。
ホームセンターで必要と思われるボルトを購入してから帰宅。
蚊がぶんぶんと飛び回る駐車場で作業に取り掛かる。

が、エンジンルームの作業なんてものはほとんどやったことがないので案の定苦戦。

で、よりによって一番よく使うソケットレンチの10mmソケットをエンジンルームに落とす

ちょ、そりゃないよ~。

色々カバーはずしたりワイパーはずしたりするが、エンジンルームが狭すぎて必要なスペースが確保できない。DYデミオはエンジンルームがぎちぎちなのでこういうところが困る。

で、日も暮れてくる。しょうがないので再びホームセンターへ行きマジックハンドを購入。
ホームセンターの駐車場で、照明の明かりの下、作業再開。
LEDライトでエンジンルームの中を照らしながら10mmソケットを探すと、よりによって奥深い配線の裏側の平らな部分に転がっていた。
無理な体勢で頭を突っ込みながらマジックハンドでどうにか取ろうと格闘。
で、マジックハンドで触れるところまで行ったのだが、よりによって更なる奥へと押し込む

もうヤダ。このエンジンルーム

エンジンかけて駐車場の中を前に後ろに走らせてみるが落ちても来ない。
あきらめてタワーバーの取り付けに専念する。

もう少し余裕のある取り付け位置ならこういうことにはならないんだがなぁ。まぁ、これも勉強か。
こんなことを勉強したところで後々役に立つとも思えないが。。。


で、8時ごろ作業を終える。


タワーバーなんぞ取り付けても限界は上がるが乗り心地が悪くなるだけだ。
などと思っていたが、今回はそれに当てはまらなかった。

乗り心地。むしろ良いんじゃないか?

前回はコーナリングの限界は上がったが乗り味が堅くなった。今思えば、タイヤとサスペンションの衝撃緩衝能力よりもボディーの方が強くなったので足回りが限界を迎えて衝撃がそのまま伝わっていたのかもしれない。

が、今回は堅くなった感じはほとんどなかった。
タイヤとサスが仕事をして、それをボディーが受止めて、ボディー側がしっかりした分タイヤとサスがより仕事を要求されるようになり、更にそれに応えるだけのキャパシティーをタイヤとサスが備えていた。
ということだろうか。

前回はエグゼのローダウンスプリング、ショックに16インチアルミとブリジストンPlayz195/45R16だった。
今回はタナベの車高調(若干高めに調整)に15インチアルミとミシュランENERGY・SAVER195/55R15。

今回の方がもともと乗り心地の良い仕様であることに違いはないが、それを差し引いても、取り付け前/後に受けた印象の違いはかなり異なっていた。
同じ車でもこうも反応が変わってくるとは思わなかった。

ちょっとした発見である。

これも事故ったおかげか。
事故らなければ同じクルマに二度も乗ることもないだろうし、二度もタワーバーを取り付けることも無かったろう。これはこれで勉強になる。
が、例のごとくこれも人生の役にはたたない