キーボードが気になりだす。

キーボードである。
地元のサトームセンやらコジマ電気で980円で売っているアレ。
場合によっては680円とか380円で売っている時もある。
アキバに行けばジャンク品で100円なんてものまである。

まぁ、高くて3000円くらいなモンでしょ。
とりあえず動けば問題ナシ。

とゆーのがキーボードに対する一般的な認識だ。

でも、比べてみると違うんだよなぁ、コレが。

自動車マニアがサスペンションを指して『ビル足』やら『テネコ製』やらとこだわるように、キーボードマニアにも『ALPSのメカニカル』やら『CHELLYの茶軸』やらと様々なこだわりが存在する。そんでもって実物を体験してみると、実際に違うのである。
ちなみに自分が使っているのはFILCOのマジェスタッチなるキーボード。


デザインがシンプルでかっこよかったのとタイピングの感覚がスコスコと気持ち良く、尚且つ、どうにかなりそうな値段だったのが決め手だった。
世間的な評価も
『CHELLYの茶軸を採用しながら手ごろな値段に抑え(それでも実売9000円)、良く纏まったキーボード』
とゆー按配である。

実際今も気に入って使っているのだが、
実はコレを買うと決めた時に少しだけ迷ったキーボードがある。
それがコイツ。


金25000円也。




・・・・・・いや、シンプルでスゲー良くない? 凄くコンパクトでカッコイイし。
しかも何より、その打鍵感がサイコー。
アキバの某店で展示品を試し打ちしていたのだが、正に天にも昇るとはこのことか!!
ただ、そのキー配置がUNIX用だということのみならず、余りにも変態チックなので、その値段とあいまって断念したのだった。
だっていちいちファンクションキー押すのに右下にしかないFnキーを毎度毎度押すなんて慣れないオレには拷問としか考えられない

ただ、その拷問プレイに耐えられる方々にとっては至高の存在となりうるキーボードでありましょう。
しかも更にその拷問プレイにも飽き足らない猛者共にはエキスパートモデルなる恐ろしげな謳い文句でラインナップされる更なる変態仕様もご用意されております。


煽り文句まで凄まじいですな。



刻印のない"鍵盤"の前に佇み、そっと目を閉じてみる。

その心地良い打感に酔いしれてみて欲しい。

ピアニストが繊細な旋律を奏でるように、作家が愛用の万年筆で華麗な文学を

書き下ろすように、優美なプログラミングを堪能してもらいたい。

所有することの歓び。タイピングすることの感動。

真のエキスパートだけに許される悦楽...「HHKB Professional2 無刻印モデル」



真のエキスパートの方、どうぞ。
いつかコレを使いこなせるようになりたいと少しだけ思う今日この頃。

つーか文章かいてる途中で『$』キーとか『|』キーの出し方分からなくなったらどーするんだろうか。
おお、考えるのもおぞましい・・・・・・。