パソコン組みたい病。

最近、またパソコン組みたい病が再発しつつある。
興味のない人間にとってはまったく理解できない病なのだが、これにかかると厄介だ。
症状には色々あり、

ハイスペック最強作りたい病
やら
バランスマシン作りたい病
やら
超静穏マシン作りたい病
更には
超小型マシン作りたい病

などなどと、非常に複雑な様相を呈してきている。
そして、何よりもこの病の悪いところは、

作った後、どうするかは関知していない。

点である。
普通、パソコンを自作する場合はあれこれこういう用途に使いたくて、予算がいくらで・・・・・・、
となるものだが、こと、この病に関しては、
とにかく作って、後はそれから考える
もしくは、
とにかく欲しいパーツ買ってきちゃった。どんなパソコンにするかそれから考える
という思考に陥ってしまう。非常にたちが悪い。

そういう人間は、友人のパソコンを組んであげたりすればいいじゃないか。もしくはそういう人間パソコンを組んでもらえばお互い幸せじゃないか。
などと考えてはいけない。
パソコンという機械は、最初のうちは特に事あるごとに不具合を起こすのだ。
壊れても助けを求める先が組んだ当人しかいないのである。
しかし、組んだ本人はパソコンを組み上げた時点で満足してしまっているので後からそんな修理だなんてどうにも及び腰である。
ここでどうしても、いらぬ緊張関係が発生してしまうわけ。
自作PCなんて人に作ってもらうモンじゃないだろう。フツーの人はきちんとサポートのあるメーカーやらショップやらのPCを買うべきである。

・・・・・・・・・
・・・・・・・って、なぜそんなことを書いているかというと、自らを戒めるためである。
自作PC作りたい病患者の多くは、その症状を
『トモダチにパソコンを作ってあげる』
というワクチンによってちらすのである。
その副作用が上記内容。

つーわけで、

あー、誰かパソコン作って欲しいってヤツいねーかなー。