有明まんが祭り。

今日はコミックマーケットこと、有明まんが祭りに出かけてきた。
徹夜明けで。

いや、昨日はシゲマツ先生とカズヲ君と飲み明かし、結局シゲマツ先生の家に午前3時ごろ転がり込み、それからひたすら『龍の如く2』で夜を明かしてしまったのだった。
んで、その足でそのまま会場のビックサイトへ直行。強行軍である。

今回はうつ病仲間のイソガイくんのサークルを手伝うという名目で参加である。
まぁ、名目も何も特に目当ての同人誌があるとかそういうわけでもなく、オタク同志達のお祭り騒ぎの輪に加わるのが主なコンセプト。

で、伝家の宝刀、預かっていたサークル入場券を使ってイソガイくんのサークルスペースに到着するも、そこは無人。彼に電話をかけると寝坊したとのこと。
仕方なく、サークルスペースで途方に暮れつつ『ブッダはなぜ子を捨てたのか』の続きを読む。
しかし、猛烈な眠気が襲ってきたため、あえなくページを閉じ、周辺のサークル偵察に回ったのだった。

なんつーかオタクの人々って『キモオタ』に代表される男のオタクばかりがクローズアップされているが、会場全体を見回してみると意外に女のオタクのほうが圧倒的に多いということが良く分かる。
この世間の認識とのギャップは一体何なのだろうか・・・・・・。
でも、普段アキバ行くと男しかいないんだよなぁ・。女のオタクは普段どこに潜伏しているのだろう・・・・・・。

そうこうしつつ、11時前イソガイくん到着。
晴れて同人誌の販売を開始するも、ちっとも売れなかったのだった。
残念である。

午後は1時間ほど東西のサークルを見て回る。
個人的に古いゲーム(主にメガドラ)のものにしか興味が行かないので自分の守備範囲に入るサークルはなかなか見つからない。
ここにきてやっと、コミケに来てカタログもっていないのは自殺行為だということをまざまざと思い知る。
何も買わずに帰るのも面白くないので、ふらふらして、何となく水木しげる本を一冊買って帰ったのだった。

サークルに戻ると金正男将軍閣下がご来光されていらっしゃった。
満面の笑みを浮かべる将軍さまを見て、ちっとも売れずに卑屈になっていたイソガイくんと俺は、同人・商業誌とも最近絶好調の将軍さまを揶揄しつつからかっていたら
「うるさい、この病人どもめ!」
と罵倒されてしまったのだった。

で、ちっとも売れぬまま、3時過ぎには退散する。
つーか風が強くて滅茶苦茶寒い。
そう、まるでイソガイくんの心象風景のように。
帰りは池袋のばんからラーメンを二人で食って、ぬくぬくとあったまってから帰った。
俺はつけ麺を食ったのだがイマイチだった