女の子になってみる。

SecondLife内では自分のキャラクターは男になろうが女になろうが自由自在なわけであるが、なんとなく現実の感覚を引きずってしまい、初めに選んだ性別を続けることが多い。
男性アバターなら男性アバター、女性アバターなら女性アバターを続けるのである。

かくいう自分の分身であるしげるフィッツジェラルド氏も一番最初に男性アバターを選んでからというもの男性一筋、顔も変えないという一貫ぶりである。

そんな自分の姿かたちなんてこだわってられないよ、今作ってるものを形にするので精一杯だよ。

とゆー按配だ。

それに、アバターの基本形はお世辞にも出来が良いとは言えない。
堀の深い西洋人の顔をモチーフにしているのももちろん、美男美女を作ろうとするとどうしても限界がある。
ただ、特徴的な顔を作ることは可能なので男性アバターに関しては美男ではなくても顔にまとまりを与えてやれば『個性的な顔』という逃げ道ができる。
しかし、女性に関しては『個性的な顔』という理屈は通用しない。
やはり、女性は美しければ美しいほど良い、というベクトルしか存在しないため、デフォルトのアバターに更なる加工が必要となるのである。
それなりに見栄えのする姿にするにはユーザーが作成して売っているスキンなるものを自分に貼り付ける。できのいいスキンを貼り付けると、デフォルトの顔は一体なんだったんだと叫びたくなるような姿も創造可能だ。が、同時にスキンの作成にはべらぼーにテクスチャーが必要らしくその手間も鑑みて売っているものはそのほとんどが高価である。
と、いうわけで女性アバターはどうしてもスキンにお金がかかり、さらに着飾りたくなるので服飾品にもお金がかかる。
まぁ、女性は着飾るのが醍醐味なので当然といえば当然なのだが。

で、SecondLife開始からまったく金儲けをしてこなかった自分はそもそも女性アバターに興味が無かっただけでなくよしんばあったとしてもスキンを買う金が無いというのが現実。というわけでその道へは進まなかった。

が、SecondLife内の友人からお手製の女性アバタースキンを貰ってしまった。

む、これは試してみなければなるまい。

ということで早速性転換実施

いっぱしの女の子になってしまったのだった。
で、感想。

色々服が欲しくなります。

女性アバターはやっぱりなぜかなんだか良くわからんがきれいに着飾りたくなるなあ。
なんかステキなアクセサリーが欲しくなったりするのである。
なんなんだ! この感覚は!!

現実世界で女の子が「指輪とか欲しいよねー」などといっているのを聞くと
ケッ、んなもんチャラチャラと買ったって面白くもなんともねーだろ!
などと突っ込みを入れていた自分がどこかへ消えました。

うん、おしゃれしたいね♪

などと妙に浮かれた気分が……。
でもまぁ、お金が無いのお買い物はしませんけどね。
ショッピングに時間を割くより他にもやることあるし。
でも、本格的に女性アバター使うつもりになったら奥が深いんだろうなぁ。なかなか面白そうである。
そんな世界の入り口を垣間見つつ、記念撮影。

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osakaというSIMで女の子になったしげるフィッツジェラルド氏(ジャージ)と作成中のオートバイと背景は通天閣であります。