ドイツ人、クルマ、空飛ぶ。

今日は『GTR』なる映画を観た。クルマ映画です。
つーか
ルール無用の公道レース
と言う文言を前に素通りするわけには行かないでしょう、男として。トランザム7000も観たし~。(テレ東で♪)

とまぁ、そんな映画ですが蓋を開けてみればなぜか登場人物が全員ドイツ語をしゃべっています。

やられた。ここ数年猛威を振るっているドイツのパチモンアクションなんちゃってテレビ映画でした。原題は『Crasy Race』であります。まんまかよ。
まあ、アウトバーンコップから始まりヘリ刑事(デカと読む)やらなんちゃらクラウンやらとドイツのテレビドラマが次から次へとビデオ化されておりますがその流れでした。
アウトバーンコップのノリでキャノンボールをやるって感じだね~。アウトバーンコップのような

ベンツが宙を舞い、BMWが爆発するだけでストーリーが進行する

勢い優先はあいも変わらずであります。ドイツ人、曲がったこと大嫌い。これもちょっとだけ空飛ぶし。
やるな、ドイツテレビ映画。制作RTL。
当然キャノンボールのパチモンであるからしてコメディータッチでありますが、のっけから最後までギャグなのか本気なのか分からないドイツユーモア絨毯爆撃の凄まじさに思わず最初から最後までのけぞりっぱなしで胃痙攣でも起こしそうなカンジでありました。
なんとゆうかこういう映画を指して「時間の無駄」「くだらない」と言う人たちがいらっしゃいますがボクはそうは思いません。精神的に落ち込んでいる人たちや病気の人たちが見れば、

ああ、こんないい加減な映画が存在しても世の中って回るんだな……

ときっと思っていただけるはずです。
……か、それとも余りのばかばかしさに絶望してオサラバするか。
ひとまず
小学校低学年だけが大興奮すること間違いなしな映画でした。
つまり……

ボクは大好きです。こういうの。