人間関係の環にとらわれる。

晴れ、風強し。

仕事ボチボチ。学校パッパ。特に問題なし。
問題があるとすれば勉強をしていないだけか。

昼休みに治療院の近所を散歩しているのだが、団地のあちこちの家で花が植えられている。
やはり人間は自然とは切っても切れない。この前立ち読みした養老猛の本で『昔は人と人の世界と人と自然との世界があって、人間関係で行き詰ったとき、自然の中へ逃げることが出来たが、今は人と人との関係しかない』といった要旨の発言があったが、確かにそうかもしらんな、と合点する。

今はみんな携帯やら何やらを常に身につけ、人とのつながりが切れるのを極端に恐れている。
そしてその関係が行き詰れば逃げ場はどこにもない。

それだけじゃツマランじゃないの? ということだろう。

草花。日本的に言うならば花鳥風月。
こういったものとのつながりを忘れてしまうと勿体ないよ。
と多くの人は無意識に理解しているんだな。

と、家々の庭を彩る花と緑を見て感じた。