久々に天下布武をやる。

やることが無いので天下布武で遊んだ。
最近は反射神経系のゲームばっかりだったからたまにはこういう腰をすえて遊ぶゲームもいいやね。

なんとなくシナリオ3の伊達を選ぶ。
つーかやっぱ東北の大名はしんどいなぁ、石高低い上に城が硬いからモタモタしてるうちに中央であらかた決着がついてしまう。つーわけで早めの関東進出を目指す。が、見事失敗。
更に勢力拡大に手間取る=威信が上がらない、の悪循環であちこちの大名から同盟を断られる。
うーん、天涯孤独だぜ、伊達家。大ピンチ。

こっちがやっとこさ南陸奥統一したところで、すでに佐竹家は無く、関東は北条の独壇場。しかもすでに越中まで侵食してるし。
伊達家兵力8000。北条家兵力4万。同盟全部断られまくり。
『弓矢にて返礼いたそう』
じゃねーよ。どーせいっつーんじゃ。

仕方がないのでこっちはターン制を逆手に取った遊撃戦を展開。
北条は上杉を蹴散らしたおかげで、北陸では柴田家と甲信では徳川家とやり合っている。どちらもかなりの大勢力なので北条としてはたいした障害ではない伊達家は攻撃の優先順位が下がる。
それを利用して相手が西に戦力を振り分けている隙に城を奪い、反撃を受ける前に撤退する。
かなりセコイ作戦だがまともにやり合っては一発昇天確実なので仕方あるまい。
そうこうしている内に柴田と北条に挟撃されていた徳川が倒れ、中央を支配し大勢力となった柴田(約750万石)と北条(約450万石)がかなり盛大におっぴろげ始める。
柴田7万、北条4万。しかし柴田としては西に羽柴と島津がいるので全軍を北条に向けるわけには行かない。お互い良い按配に足を引っ張り合っている。

このチャンスを利用して東北を統一し、更に常陸を併呑。常陸の石高は50万石!! ついに100万石突破。兵力も2万を超えた。
それに業を煮やした北条氏政。こちらが下総攻めに全軍を駆り出していた隙に、突如越後から2万の大軍で南陸奥に進出。あっという間に黒川城を落とすとこちらの本拠である米沢城を3万の兵力で囲んでしまった。
こちらは急遽下総から取って返し黒川城を再奪還。とにかく金庫がすっからかんになるまで集められるだけ兵士をかき集め、米沢城を囲む北条勢に攻撃を仕掛けた。

伊達家全軍2万4千に北条家3万。
ここで敗れて壊滅すれば更に兵力をまかなう余力は無いので滅亡の道へまっしぐら
しかしもし勝てればこちらが黒川城を取っているので北条にとって退路は無い。逃げ場所の無い相手はただ壊滅するだけだ。

結果、後詰まで使い果たす猛烈な消耗戦の末、敵の本陣に集中攻撃をかけて打ち破り、勝利!!
退路の無い北条勢は、戦場にいた武将全員ことごとく討ち取られ、主力部隊壊滅の憂き目を見たのであった・・・・・・。

この戦いの直前、北条氏邦が下野にて氏政に反旗を翻し独立していたので、北条家の後は本庄繁長が継ぐことになった。が、米沢城で主力部隊が壊滅したため石高こそ400万石近かったものの、本庄家の兵力は8千に過ぎない。まさしく伊達家にとっては
『本庄さん、どうも! 関東地方はいただきます!!』
状態なのであった。
関東地方は超肥沃。ここさえ抑えればあとは天下統一したも同然なのである。

そんなこんなで本庄繁長と北条氏邦が上野と下野でにらみ合ってる頃、鬼のいぬ間にということで兵力をたてて直し、下総、武蔵へ総攻撃をかけようとした時。

政略フェイズ

『本庄繁長が柴田勝政の配下になりました』

の文字と共に、これから制圧しようとしていた関東平野が柴田家カラー一色に。

はぁ~ッ!? テメェふざけんなヨォ!!

更に北条氏邦も九州、中国を統一した島津の傘下に。

こうして、盛大に関東攻めを繰り広げようとしていた我が軍は結局また、いつものセコセコ遊撃戦法へと逆戻りしたのでありました。