色々なクルマを長く乗る。

今日はロードスターAT車

二、三日運転して、ロードスターにも慣れてきた。
いや、運転に慣れたというより、その感覚から違和感がなくなった、『特にロードスターを運転している』という意識がなくなったといった方が正しい。

もともと、デミオを溺愛しつつ、「コイツを廃車になるまで乗り潰すか」と考えていた。だってスゲー良いクルマだし。
だから、ロードスターに乗ったときもデミオとの違和感で『ロードスタースゲー!』と思いつつも、運転していてしっくり来なかった。
でもそれは完全に冷静な判断とは言えなかった。
人間、昂揚していると目の前にあるものが見えなくなる。
自分は先入観で『ロードスターは人馬一体でオープンカー』という意識があった。
ただ、今思えばはじめのうち、それに縛られていた気がする。
無理にオープンにしてみたり、ちょっと飛ばしてみたり。

だがロードスターに乗ることが当然になった最近はそんなこともせず、自分のペースでクローズにしながら運転している。・・・・・・んで、思ったこと。

おお、いいじゃない!

つーかクローズ時の適度な包まれ感。閉塞感があるはずなのだがしかし、天井が布張りであることで柔らかさがある。そんな適度な閉塞感に包まれつつ、BOSEサウンドでお気に入りの音楽を大音響で鳴らせば、正に車内は自分だけの空間。無駄な広さも無く、正に自分のためだけの空間。
なるほど、こういう楽しみもあったのか。
と膝を打った次第。

ロードスター以外でもプレマシーRX-8アテンザと走りに定評のあるクルマに乗りながら、あえて無理せず自分のペースで走る。
コレってチョイ乗りだとできそうでできない。一日や二日乗ったくらいでもダメだ。
きっと自分では沢山乗ったつもりでいても、おれもまだ理解し切れていないことが多いだろう。

う~ん、クルマも奥が深い。