星界の紋章を見る。

今日は『星界の紋章』なるアニメを借りてきた。

なんか無性にアニメが見たくなる時ってない?
え? ない?
あっそう。

スペースオペラである。
きっと銀河英雄伝説みたいなのに違いない、と思い借りてしまった。
どうやら宇宙を舞台に帝国軍やらなんやらがドンパチやらかすアニメみたいだぞ。
そりゃあ、血沸き肉踊る英雄譚が見られるに違いないと思い、
DVD7巻組みを借りてしまった。

あさはかであった。

1巻を観て、うむ? なんかたるいなぁ・・・・・・。
きっとだんだん面白くなるに違いない! 主人公はこれから軍人になるネクラなガキだし。
そうか、こいつが偉くなって敵艦隊をバッタバッタと・・・・・・。
と、淡い幻想を抱きながら観続け・・・・・・。
主人公が乗り込んだ軍艦が敵と遭遇!
よし、こっからクライマックス。と意気込むと主人公とヒロインはなんか知らんが戦闘せず退場。
あとは、ひたすら敵から逃げ、地べたを這いずり回る・・・・・・。
というお話であった。
それが中盤から後半戦永遠と続くのである。
そして最後は敵から逃げ切り、めでたしめでたし。

オレ的にまったく血沸き肉踊らないまま終了。

なんなんだ!! この話は!!

と半ギレ状態でいると、突如後日談が挿入され、そこには晴れて艦上の人となった主人公とヒロインが。
なんと戦いはこれから始まるのである。

オレが見たのは単にOVAの第一シーズンに過ぎなかった!!

第一シーズンは前フリだったのだ。つーか前フリ長過ぎ
DVD7巻組みも見たら銀英伝ならアムリッツァで同盟艦隊がとっくに壊滅しているぞ。
なんだか、永遠とゴールデンバウム朝の成り立ちを見せられてた様なもんか・・・・・・。

続きは・・・・・・、う~む、ちょっと見る気しないなぁ。
徒労感だけの残る一日であった。