滝沢聖峰の新刊。

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でった、でった、つっいにでたっ♪

滝沢聖峰の新刊が出た。コレは非常に喜ばしいことといえよう。
タイトルは『安部窪教授の理不尽な講義』
タイトルから分かるとおり、滝沢聖峰のメインフィールドである戦記ものではない。
『WHO FIGHTER』の流れから来るといっていいのだろうか、超常現象モノである。
UFOやらUMAやら・・・・・・。
今までは何だかんだ言いながらも『ガンズ&ブレイズ』も含めて全て戦争が舞台になっていたが、今回は平和な現代社会が舞台。
初めて戦争以外が舞台の単行本
デビューして10年以上ひたすら戦争漫画描いてたんだよこの人は。
新生滝沢聖峰の試金石となるわけで。
それで内容的には・・・・・・。

う~ん、普通。

正直言って俺自身、超常現象にまったく食指が動かない人間なのでイマイチノリきれず。
この人って『WHO FIGHTER』のあとがきにも書いている通り、超常現象やら矢追純一系が大好きらしいんだけどまぁ、好きなものをテーマに一連のストーリーモノを仕立てましたってとこなんだろう。
コレ系が好きな人にはずばり直球ド真ん中なのでお勧めできるかもしれん。だって、人形がひとりでに動き出し、おでんが空を飛ぶんですよ!
正直自分的には『新太平洋戦記』、迎撃戦闘隊シリーズ、『幻の豹』辺りがド真ん中なわけで・・・・・・。
でも今はそれ系の連載は一切やってないからなぁ。しばらくは戦記日照りである。
だが、そんなことはどうでもよい。

今、一番の注目はMGで連載しているばら戦争である!

連載を知ったとき、そのテーマに思わずもだえ死にそうになった。
ああ、単行本が出るのはいつの日か・・・・・・。もう待ちきれないよ!!


『安部窪教授~』の事件としてはヒロインの宮嶋さんの存在が上げられる。
すげー、滝沢聖峰の漫画なのにヒロインがいるよ。
だって、今まで10冊以上単行本書いといてレギュラーヒロイン皆無だったしなぁ。
文字通り10冊全部男祭り
おかげで今まで作者のリビドーが炸裂したのか、タコと絡ませるやら巫女装束やらマヤ文明の衣装(???)着せるやら好き勝手やってます。
やるぜ、聖峰。

とりあえずこの単行本ではUFO肯定派の坂井会長が一押しでした。
かいちょー! なんていい奴なんだー!

と、まぁ、滝沢聖峰について語りだすときりがないのでここらでお開き。