銀色の髪のアギトを見る

DVDを借りて『銀色の髪のアギト』を見た。

とってもつまらなかったです。

もはやコメントの仕様も無かったのは俺だけなのだろうか。
オリジナル長編アニメってみんなこんなもんか? ジブリ以外は。
なんかナウシカの出来損ない見たいな話だったが、出来損ないぶりが『風を見た少年』をなぜか思い出してしまった。何年か前の長編アニメ。

原作、C.W.ニコル

なぜに
とそのときは思わず首をひねってしまったが不思議なことは無いのである。
C.W.ニコルと聞けばイギリスから好き好んで長野くんだりに住み着いた怪しげなグリーンピースな熊男。普段の生活は動物さんたちとお話しながら野草を摘んでは薀蓄たれてる姿を発想しがちであるが、ところがどっこい本業は作家さん。
そんな「シゼンハ、トモダチデース」なオッサン原作の
飛行戦艦やらレジスタンスやらがドンパチやらかして空を飛ぶジャリガキが核兵器開発を阻止するぶっとんだ物語に当時はやたらぶったまげて未だトラウマです。
そうか、あのオッサンは長野の山奥でオタク男子中学生チックな妄想を繰り広げていたのかと思うと非常に感慨深い。

まぁ、そんな『風を見た少年』は映画的には色々突っ込みどころ満載ではあったが、自分的には楽しめた。

そこで『銀色の髪のアギト』である。
コイツは処置なし。
先日の新海誠デーとあいまって、どうして日本のオリジナル長編アニメって手放しで楽しめるってモンが無いのかねぇ。何だかんだ理屈こねてやっと評価ができる、って感じ。
未だ俺的最高傑作はラピュタですよ。

でも、ゲド戦記はみにいこうかな。・・・・・・ヒマだし。