コミケに行く。
今日はコミックマーケット当日である。
朝5時前に起床し、池袋にて今回自分が助太刀する友人と待ち合わせ、勇躍、会場へ向かった。
毎度のことではあるが、会場の外は人、また人。主催者発表で3日間に50万人の入場者というのは伊達ではない。まさにオタクの祭典。同人誌という名の欲望のマスゲームである。
朝5時前に起床し、池袋にて今回自分が助太刀する友人と待ち合わせ、勇躍、会場へ向かった。
毎度のことではあるが、会場の外は人、また人。主催者発表で3日間に50万人の入場者というのは伊達ではない。まさにオタクの祭典。同人誌という名の欲望のマスゲームである。
午前7時半に入場し、サークルを設営。午前10時、一般入場開始。
それと共に会場内はオタクが奔流となって汗のしぶきを上げながらうねりを上げる。
売り子として参加した我がサークルも間もなくその濁流の中に飲みこまれたのであった。
それと共に会場内はオタクが奔流となって汗のしぶきを上げながらうねりを上げる。
売り子として参加した我がサークルも間もなくその濁流の中に飲みこまれたのであった。
同人誌の売れ行きは上々、一日で千冊以上は売りさばいたようだ。
サークルの主催者である友人もほっと胸をなでおろした様子だった。
だが、俺にとってのもっとも大きな衝撃は我がサークルになんとあの元ソフトバンクホークス、現シアトルマリナーズ捕手である城島健司がやってきたことであった。
サークルの主催者である友人もほっと胸をなでおろした様子だった。
だが、俺にとってのもっとも大きな衝撃は我がサークルになんとあの元ソフトバンクホークス、現シアトルマリナーズ捕手である城島健司がやってきたことであった。
な、なぜ城島が!?
あの、独特なおでこの皺を寄せ、口を半開きにサークルスペースを鋭い視線でじっと見つめる城島。
同人誌を手に取り、ぎょろりと眼を開き上目遣いに同人誌を読みふける城島。
なにやら考え込むように眉間に皺を寄せた後、小さく首を振り同人誌を置いて立ち去る城島。
そして、彼の着るTシャツの胸に金色に輝く猛虎の二文字。
同人誌を手に取り、ぎょろりと眼を開き上目遣いに同人誌を読みふける城島。
なにやら考え込むように眉間に皺を寄せた後、小さく首を振り同人誌を置いて立ち去る城島。
そして、彼の着るTシャツの胸に金色に輝く猛虎の二文字。
なぜだ! お前、ホークスだったんだから荒鷲だろ!!
と心の中で叫ぶように突っ込む俺。
・・・・・・今思い出しても緊迫した、まさにのっぴきならない状態に立たされた俺だったのであった。
そんなアクシデントにもめげず、一日戦いきった俺は別の友人達と新宿に飯を食いに行った。
日曜日、午後6時の新宿。しかも繁華街。
日曜日、午後6時の新宿。しかも繁華街。
あれ? 人少なくない?
と一瞬でも感じてしまった俺はコミケ会場の人の海の恐ろしさを改めて思い知らされたのであった。