『ハーツ オブ アイアンⅡ ドゥームズデイ』に思い切りはまる。

こういうゲームはハマッたら最後なんだよなぁ。
と思いつつ、思い切りハマる。
うおー、切り上げるタイミングがわからね~。

第二次大戦を舞台としたストラテジーである。
ドイツ、アメリカ、ロシアから果てはイエメンまで、どんな国でも選べて遊べてしまうと言う恐ろしい仕様。
しかもユニット生産してただ戦えば良いだけではなく、そのユニットを生産できる技術力も同時に開発しなきゃならない。空港作る技術がなければ飛行機があっても空港が作れないジレンマに陥るのである。
つーかそんなとこまで気を回してられないよ。
内政面もタカ派やらハト派やら色々匙加減をせにゃならん、内閣の組閣人事も国の戦争遂行能力に数字で影響してくるので気をつけねばならん、やらなきゃならんこと多過ぎ。
まぁ、少しプレイした感じではシカトしてもそれなりにゲームは進んでいくようだ。
より勝つのが困難な国を選んだならば、それこそ目を皿のようにして、内閣の人材を調べる羽目になるのだろうな。

ひとまず、初めてということで、ルールを覚えるのにもってこいとネットにあった『ラプラタ戦争』マップで遊ぶことにする。
コレは南アメリカを舞台としたブラジルとアルゼンチンの仮想戦争マップ。
大戦中、連合国側に立っていたブラジルと枢軸国側に立っていたアルゼンチンが戦火を交えたらというマップ。
ブラジルでやるとアメリカから物資やら兵士やら艦隊やら気前良くポンポンと援助が来るので力押しでどうにかなってしまった。はじめてやって勝てたし。
アルゼンチンでやるとドイツからUボートやらが援助で来るが、さすがに台所事情が苦しいのか兵隊はほとんど来ないので結構しんどいのだった。
ブラジルと国境線沿いでにらみ合っていると、チリが連合国側について宣戦してくる。いきなりわき腹を突かれて総崩れに陥ってしまったのだった。リセットしてやり直し。どうやらアルゼンチンは速攻勝負の様子。開戦と同時に主力の精鋭部隊はブラジル領へなだれ込み、本国はチリの参戦に備える為、必死に民兵団(最弱)を組織してチリとの国境線にばら撒く。精鋭部隊はサンパウロを陥落させるも、本国の方はチリ軍に押し込まれてヒイヒイ言いながら防戦するのだった。
本国危うし、と更に民兵団を編成しようとするもアイコンが赤くなり、生産できない。もう『労働力が尽きた』のである。つまり、国民の成年男子がみんな兵隊になってしまったのでもう兵隊は作れないのである。経済が危うしである。
ううむ、そこまで追い詰められたか、アルゼンチンよ。正しく国民皆兵、総力戦。
無い袖は振れないので、現有戦力でそこで何とか踏ん張って押し返す。チリとの国境線沿いを民兵団で封じ込めている間に大陸東岸をわき目も振らず北上し、開始2年でブラジルを併合したのであった。返す刀でチリもやっつけ何とか勝利。

う~ん、丸一日遊んでしまった。

でもこんなのこのゲームの触りでしかないんだよな。
危険な予感がする。