PCオーディオ補完計画

本日起床……。午前二時半。

なんだか今は昼夜逆転改善の過渡期だ。
それで夜中にシコシコ何をやっているのかというと……。
SecondLife。……といいたいところだが今朝はメンテナンスの為ログインできなかったのだった。

で、結局何をしていたのかといえば、SecondLifeの中で製作中のオートバイのリサーチにネットを徘徊していたのだった。Youtubeやら何やら。

で、その中でYoutubeの音声を拾う必要に迫られ、フリーソフトを導入したついでに録音環境の云々がなんだかんだであららとこじれ、結局『SRS Audio Sandbox』なるオーディオソフトを買うことになってしまったのだった。Paypalで。
初めてPaypalなるもので買い物をした。英語が飛び交う中、「これはフィッシングではないのか」という不安に苛まれつつも(わかんないから)英語を読み飛ばし(←これがもっとも危険)クレジット番号を打ち込んだのだった。うむ、スリリング。
んで、色々すったもんだ七転八倒しつつ導入。


PCオーディオの音質改善ソフトです。

ウチのPCは数年前にラジカセが壊れて以来、オーディオとしての役割も果たしている。
PCでオーディオというとどうしても楽なのでMP3で聞くことが多いのだが、ジャンルによってはMP3はかなり厳しい。「MP3は高音質」と謳う宣伝を聞くたびに「絶対ウソだ」と突っ込まずにはいられない。
電子音や電子楽器はまだいいのだが生楽器になるとヒジョーにキビシイ。
まぁ、これだけ圧縮してりゃあ当然といえば当然なんだけど。でもCDをいちいちISOで保存するとなると容量デカイわ聞くたびにいちいち仮想ドライブ立ち上げるのメンドクサイわでなかなかその気になれない。
便利さと音質は両立しないのね。

んで、このAudio SandboxはMP3の音質補正もしてくれるとのこと。事実メディアプレイヤーで音楽を聴く際などは良くなってると感じる。「良くなっている」というのは少し曲者。実際は「臨場感が増している」と表現したほうが良いか。
でも元がダメだとやっぱりどうしようもないなぁ。
最近の日本のアーティストのやたらエフェクトをかけて高音を強調している録音だとMP3にしてヘッドフォンで聞くとあまりのシャリシャリぶりに耳から血が出そう
これに関してはSandboxを導入してもそんなに変わらない。
まぁ、多少なりとも改善してくれるけど、「耳から血が出る」のが「耳から血がにじむ」になる程度か。
でも『ヘッドフォン専用チューニング』みたいなモードもあり、それにするとシャリシャリはかなり消えていい塩梅。特にダンス系やらロック系を聞いてる分には迫力増して良い感じだ。
でも、やはりクラシックは聞けないなぁ……。

んでヘッドフォン転じてPCにつないでる八千円のそれなりスピーカーで聞くと音の神経質な点が緩和されて、とにかく臨場感が増したのが良く分かる。

とにかく高音質を求めたい人には必要ないものかもしれないけれど、一般のフツーのPCですこしでも音を良くしたいという欲求のある人にはアリの選択肢だな。

とにかく臨場感が増すので音楽よりもPCでDVDを見たりする人間のほうがお勧めかもしれない。
SRSの方でもそれを認識しているようでムービーモードなる動画専用のモードも搭載している。スピーカーがパワーアップしたかのような印象で迫力かなり大。こりゃいいや。
でも、ストリーミングなどの圧縮されているファイルは音のシャリシャリ感が出てしまい台詞が聞き取りづらくなることも。わるくない、悪くは無いのだが……。

20ドルくらいの価値は……あるかな? ……うむ、ちょっと歯切れが悪いか。
これがフリーなら素晴らしいのだがそういうわけにも行くまい。

気になった人はお試し版を導入してみるべし。
結構変わります。