新型デビューの日に温故知新を知る。

とゆーわけで、そういうわけであるが、とりあえずちゃんと出勤できたことを祝おう。

で、今日の朝は展示車の新型デミオを店の中に入れて、宣伝の陣旗を作って店の周りを飾り終了。
デビューの日だからいつもより忙しい。ということもなかったのだった。
まぁ、平日だし。

新型目当てのお客さんもちらほら来ていたが、まぁ、みんなパッと見に来ただけの車好きの面々といったところだろうか。カタログと車を見せると皆さん遠慮勝ちにそそくさと帰ってしまうのだった。

で、まぁ、そういうわけだからお店自体は通常業務。

DYデミオのリコール部品が足りずに大宮のサービス本部までお使いで取りに行ったり、電話応対したりで終了。

そういえば、お使いついでにサービス本部まで下取り車のBHファミリアのマニュアルを運転して行ったのだが、曲がり角でのハンドルの切り始めがやたらクイックで「ああ、コイツはマツダの車なんだな」と妙に合点がいった。クイックというか、なんというか、ツボに来るノーズの入り方なのである。
BHファミリアはちょうどマツダがガタガタで銀行資本に経営を持っていかれた時期に作られたモデルなので評価は余り芳しくない車である。実際、あちこちに手抜きの痕、というかそこはかとなく安く仕上げている雰囲気が漂っているのではあるが、運転してみるとハンドリングやらギア比やらにロードスターや今のデミオに通じるものがあって、ちょっとした感動を味わってしまったのだった。
結構楽しいのね、10万キロ以上走ってボディーもやれてたけど、エンジン調子良くてギアもスコスコ入って思わず飛ばしてしまった。
ハンドルの切り始めは良くても、足回りはふにゃふにゃでタイヤも含めてヘタっているのでコーナーリングはそんな気持ちのいい物ではない。だが、なんとなく限界はわかりやすくて「ああ、銀行から来た役員に『安く仕上げろ』と言われても、安いなら安いなりに色々工夫したんだろうなぁ」などと思い至り妙に感心する。
う~ん、別にこの車でも下駄代わりならいいよ。ロシアとか持っていったら結構いい値段で売れるんじゃなかろうか。

などと、新型を尻目に10年以上前の不人気車のドライブを楽しんだのだった。

いやー、でもマニュアルはイイね、マニュアルは。
オートマは運転が機械任せな分、どうにも気が散って却って落ち着かない。。。
日本じゃマニュアル率は5パーセント以下らしいがドイツじゃ90パーセントだって。
道路事情が違うといっても、一体何なんだ、この差は・・・・・・。
なんでそうなるかなぁ・・・・・・。