恐怖!! 眼球拷問。

今日は眼科医に行ってきました。
超ド近眼なワタシ、最近ちょっと目が見えづらいのと、もう10年以上目を診てもらってないのでなんとなく思い立っていってきました。

看護婦「はーい、今日はどうしました?」
ワタシ「目の検診をしていただこうと思いまして、あと、夜に車を運転してると非常に見づらいので眼鏡の度を変えようかと」
と、ここまで言ってなんとなーく
「あとコンタクトも考えてはいるんですけど・・・・・・」
などと適当に受け答え。
そのまま、すぐに視力検査をして異常なし、「やれやれ」と思ったところで

看護婦「コンタクトを考えていらっしゃるんですよね?」

当然『なんとなーく』などと答えられるわけも無く「いえ、まあ、ハイ」
と答えてしまったのがすべての間違いでした。
「じゃ、これから検査しますから」との言葉と共に突然の席替え。
なにやらリトマス紙のようなものを持ち出し目の前に立つ看護婦。
曰く、コンタクトには目の潤いが大切なのできちんと涙が出るかどうか検査するとのこと。
ただ、その方法がリトマス紙みたいなのを目に突っ込んで更にまぶたで挟み込むという
あまりにも非・人道的方法。更に看護婦曰く。
「この紙にはからしみたいなものも塗ってありますから」

なぜ、そんなことを!!!(悲鳴)

看護婦「涙を出やすくするためなんですけどね。じゃあ、入れますよ~」
泣いて許しを請うわけにもいかず、なすすべなく目にからし紙を突っ込まれるワタシ。
ちょっとイタイかな? と思った次の瞬間。

『ギャァァァァァァァァァア!!』(心の叫び)

看護婦「あー、よく涙出てますね~」
つーか出るわボケェ!!
看護婦「普通、4分くらい待つんですけど・・・・・・」
殺す気かぁ!!
10秒でもうギブアップです。
ボロボロ涙を流す私に、ああ、十分涙出てますね。と看護婦は1分もたたず検査終了。た、助かった・・・・・・。

その後、コンタクト出し入れの練習がありましたが、この拷問を経験した私にとっては簡単すぎる仕事でしたよ。そう、ベトナムの歴戦の猛者が街のチンピラを蹴散らすようなモンですな。(意味不明)
ほれほれほれ、とこれ見よがしにパッパカ出し入れしてやりました。

その後、お医者さんに診てもらい、異常なしとのことだったのですが、まぶたの裏を診てもらった時、
医者「ああ、これ石がでてますね。あ~、たくさんありますねぇ。とらないと駄目ですよ」

石!?

なにやらまぶたの裏側から出る油が固まって石のようになるらしくそれが眼球を傷つけるとのこと。
どうにもコンタクトつけてからでは取ることができないとの話のため、さっさとこの場で取る事に。
医者「じゃあ、あの人についていって下さい」
と、いわれて出てきた看護婦は天本英世似のばあさんでありました。
天本英世(超陰気)「はい、じゃあこっちのベットに横になって」
なすがままベットに横になるワタシ。どうやら針のように細い鋏でまぶたの裏に張り付いた石を切り取る様子。
天本英世(超陰気)「じゃあ、これからとりますからね~。ちくちくしますけど痛くても動かないで下さいね~」
どだい無理な注文を受けながら、言われたとおり目を閉じると早速処置開始。まぶたが持ち上げられ、異物がそこにあたっている感覚がわかる。

チクッ
「イテッ」

チクッ
「イテッ」

ブスッ!!
「ぎゃ○×□△%&!!」

あまりの痛みに声を上げると。

天本英世(超陰気)「痛いときは息を吐いてくださ~い」

え? 手を上げるとかじゃなくて? つーかそれって平た~くと耐えろって事ですよね。

残酷なアドバイスを受け文字通り号泣する私を尻目に天本英世は容赦なくブスブスとはさみを入れる。
コレを拷問といわずして何と言おう。スペインの異端審問などはきっとこんな調子だったろう。

「ごめんなさい! そうです、私は異教徒です! 認めます、認めますから助けてくれー!!」

と、言ったからか言わなかったからか数分に及ぶ拷問は終了し、晴れて自由の身となったのであった。
その後、会計を済ましめでたく退院。ワタシは五体満足のまま帰れる事を神に感謝した。


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・・・・・・・・・・・・ところで、夜、車の運転の時見えづらいという話はどこに行ったのだろうか・・・・・・。